続けて、CTスキャン、心電図、再度の血液検査を受けた。
CTスキャンは着替えもせず、MRIよりも気軽な検査に思えた。
ところが。
その結果をもって翌日再度診察があり、予定ではそこで手術の方針など打ち合わせすることになっていたのですが。
またもや予約時間から2時間以上待たされ
(明らかに私よりも後の予約の人たちがどんどん呼ばれる)
またきっと、他の先生と会議してはるのかしら、ということは芳しくない話かしら・・・と悪い予感が頭をかすめる。
私の今までの人生で、そういった予感は外れる傾向にあるのですが
今回はばっちり当たってしまいました。
診察室に呼ばれて入ると、先生のうかない顔。
「CTの結果もちょっとあまり良くありませんでした。やっぱり白いのがいくつも映っているんですよ・・」と。
おまけに、卵巣だけではなくリンパや肝臓にもちょっとした所見があるらしく。
なぬ?!
この前まで「内視鏡で大丈夫ですよ」と言ってくれてた先生の口から
「これは開腹手術にしていただいたほうが良いです・・」と。
開腹手術になった場合の可能性の説明がなされた。
本当になんともなく、良性の腫瘍だった場合は「内視鏡でよかったじゃんバカー」と思われるかもしれないし、その可能性も十分ある。
ただ、悪性だった場合には、すぐにその手術に切り替えられるし、転移が見られる場合は子宮なども摘出する。またリンパに転移していた場合はその部分も摘出する大手術になる。その場合は7時間くらいの、本当に大変な手術になると。
なんか、大それたことになっていませんか?
ていうか、昔はガンの疑いがあると、本人のいないところで家族とかに話して、本人に告知するかどうかを家族会議とかで決めていたシーンがドラマでよくあったものだ。一人暮らしをするようになってから、もしああいうシーンで本人しか病院に行かない場合はどうするんだろう
?と思ってた。わざわざ「家族の人に来てもらってください」と言われたりするのかしら。いや、それじゃあもう告知しているようなもんでしょう。
なんて考えていたことがあったけれど、そうか、こんな感じで本人にさらっと伝えられるのかー。発見!!
なんて感心している場合ではなく、最初内視鏡と言っていたのに開腹に切り替えられたというところが相当不安である。先生も何か言い憎そう。また、CTの写真を見せられるとその横に放射線専門医の所見が書いてあるのだが、「○○が見られる」だの「××の疑いがある」だの、不安になるようなことが山ほど書いてあるのだ。
ていうか、それを患者本人にちゃらっと見せてしまうわけなのねー、というところも興味深々である。
というわけで、ですよ。
6月末の手術予定日だと、大手術に切り替わったときに時間がとれないらしく、あらためて仕切りなおしで7月後半の入院に変更になりました。
ああボスに言い直さなくちゃ。メンバーにも。母にも。スケジュール変更の調整に目がくらみそうになりながらも、私ひょっとしてガンかも、という不安が少しずつこみあげてきて、途方に暮れる帰り道でした。
0 件のコメント:
コメントを投稿